公益財団法人研医会
研医会診療所
漢方科(保健医療機関)
橋口 亮
【診療】
曜日・時間、休診日などは漢方診療所TOPページをご参照ください。
【診療科目】
漢方内科、漢方婦人科、漢方皮膚科(保険診療)
【自己紹介】
婦人科領域では、女性のメンタル不調を特に診療しています。
- 更年期障害。
- 更年期のうつ病、不安障害。
- 月経前症候群の精神症状を含む諸症状。
- 月経不順、月経痛など、月経に絡む症状。
- 妊婦の皮膚症状。
- 授乳期の諸症状。
- 不眠症。
- 産褥期のうつ病。
- その他、冷え症、多汗症、脱毛症、アトピー性皮膚炎、慢性蕁麻疹など。
現在、東邦大学東洋医学科客員講師(第1・3木曜に外来)
東邦大学医療センター大森病院 東洋医学科ホームページ(薬膳教室のご案内)へ
日本東洋医学会 指導医
緑蔭診療所(神奈川県南足柄市)所長
NHKカルチャーセンター 薬膳学の講師
【コラム】
月経前症候群(PMS)でお悩みの方へ
月経前症候群とは、生理前の数日から10日間程度前から起こる様々な症状のことです。
症状は、生理の開始と同時に軽快するのが普通です。
おもな症状は、精神的なものと、身体的なものとに分かれますが、両方同時に存在することも多いです。
精神的な症状の代表的なものは、イライラして怒りやすくなることで、周囲の家族や、職場の同僚に当たり散らします。ターゲットになりやすいのは、夫と子供で、月に1回、大騒動になることもしばしばです。精神的に落ち込むこともあり、やる気や、意欲が低下します。また、過食に走ることもあり、特に、パンやごはんを止めどもなく食べます。スナック菓子類やチョコレートのことも多いです。体重は、増加しがちです。
身体症状は、眠気、だるさ、下半身のむくみ、めまい、頭痛など多彩ですが、むくみがひどいと、歩行困難になることもあります。
治療は、漢方薬が非常に効果的で、それぞれの症状に合わせ、1~2種類の漢方薬を使います。気分の落ち込みが強く「うつ状態」になる方には、抗うつ剤を併せて使うこともあります。
PMSでお悩みの方は、是非お気軽に私に相談してください。
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